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カルロス・アギーレ・グルーポ carlos aguirre grupo (crema)

カルロス・アギーレ・グルーポ Carlos Aguirre Grupo (CREMA)

春夏秋冬。何百回とこのアルバムを聴いてきたでしょうか。
白い空、土の匂い、水の音…泣けるほど美しい。

何処かの風景が目に浮かぶ音楽。
その風景は人それぞれですが、そんな風景が浮かぶ音楽は
間違いなくずっとつきあっていける音楽です。

2000年代に入ってからだとおもうのですが、DISCTRANSのCD棚からブラジルのNúcleo Contemporâneo というレーベルの素敵なジャケットに目がとまりました。当時アルゼンチンといえばファナ・モリーナやカブサッキ、アレハンドロ・フラノフ等いわゆる「アルゼンチン音響系」とよばれるミュージシャンがスポットライトを浴びていたのですが、その「音響系」でもタンゴでもないアルゼンチンのサウンドは、とても美しく深い音でした。
フォルクローレをベースに、ジャズやクラシック的な要素が加わった洗練されたアコースティック・アンサンブル。またシンセの音も控えめながら実に絶妙に使用。ものすごく目新しいというわけではないそのサウンドは、何度も何度も聴いていくにつれて、深い感動を覚えました。

確かその当時、ぼくはまだ南米ものの仕入れを担当していなかったと思うのです。
なんの知識もなくその音楽に触れたときの感動といったら!
とともに、これはどうやって説明して売ればいいのか?と戸惑いました。
絶対アルゼンチンのコーナーに置いても売れない。へたをするとヒーリングミュージックのような捉われ方をすると困る。フュージョンぽいところもあるけど、違う。フォルクローレというと「コンドルは飛んでゆく」みたいな感じにかたずけられそう...実際、エッジの効いたサウンドやニューエイジ/ヒーリングの視聴コーナーに入れたこともありました。
まあ結局、直接オススメするのが一番!そうやっているうちに「コンテンポラリー・フォルクローレ」というくくりでオススメしていました。

そして数年後このアルバムのアルゼンチン盤shagradamedra盤が届きました。
当初のNúcleo Contemporâneoをはるかに凌ぐ、素朴ながら美しい素敵なジャケット!クリーム色画用紙の間が四角くくりぬかれ、そのなかに水彩画とおぼしき抽象画が入っているのですが、CD一枚一枚その絵が違うのです!製作者のこころのこもったジャケット。これはそのあと発表されたカルロス・アギーレ・グルーポ名義のアルバム(通称rojo,violeta)すべてにいえることです。

グルーポ名義の温もりのある凝ったジャケットはPamela Villarrazaという女性で、スペイン語がわからないので推測ですが、パラナで子供たちに絵や図画工作を教えている人のようです。多分アギーレのHPやshagradamedraのHPも彼女のデザインなのではないでしょうか。

あの頃から少しずつですが、意識的にお客様はもちろん、ご来店いただいたレーベルの方やミュージシャンの方々におすすめしてきました。しかし、アギーレのアルバム、ブラジル盤もアルゼンチン盤も当時は入荷がまったく安定していなくてほんと困りました...。

そして2009年末ごろから、東京経由でカルロス・アギーレに火がつきはじめたようです!
本当にやっと芽が出た感じがして感慨ひとしおです(涙)!
もちろんぼくだけではなく、日本中で少しずつ撒いていった方々によるアギーレの種が、この地におおきく根をはり、美しい花を咲かせるまで、はぐくんでいきたいですね! 

今年になって何度か日本にこのファースト・アルバムが入荷しています。
けれどなくなったらまた時間がかかるんだろうな〜。
みつけたら即ゲットですよ!
blancocielo * 音楽:アルゼンチン * 23:40 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

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