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Abremente| Homenaje A Luis Alberto Spinetta スピネッタ・トリビュート

ルイス・アルベルト・スピネッタ。近年ではAOR的なタッチで大人のロック・ファンをも虜にするアルゼンチンの(御歳60)大物ロック・ミュージシャンです。僕は2000年に入ってからのアルバム"Pan (2006)","Un Mañana (2008)"で聴きはじめたクチなので、過去の作品はあまりきたことがないのですが(数年前に過去の作品も何作品か再発されています)、アルゼンチン・ロックのなかでは唯一好きなミュージシャンかもしれません。そのスピネッタの曲をカヴァーしたアルバムがリリースされています!
Abremente| Homenaje A Luis Alberto Spinetta (MDR)
参加ミュージシャンはLilianaHerrero, Quique Sinesi, Carlos Aguirre Grupo, Alejandro Franovなどなど、ツボを押さえた人選と、未知のミュージシャンによるジャズ〜フォルクローレをベースにしたヴァラエティーに富んだ好企画盤です。 

特に以下の曲にグッときました! 

3. Cielo de ti - Cecilia Zabala y Quique Sinesi 
キケ・シネシの7弦ギターがたまりません。 
4. Los libros de la buena memoria - Franco Luciani Grupo 
ハモニカ奏者で泣かせる哀愁のフォルクローレアレンジ。 
7. Ludmila - Banda Hermética 
名前はしっていたのですが(確かエルメート・パスコアルのトリビュート・バンドでは?)、スピネッタにはないような多彩なアレンジメントが面白い。 
9. Quedándote o yéndote - Adrián Abonizio, S.Sainz y R.Aberastegui 
まだまだいるのですねぇ。アコースティックで心地よいサウンド。注目です。 
11. Muchacha - Alejandro Franov 
フラノフ音響シタール!やってくれますねぇ。


そしてなんてったってジャケット左下に『YASS.』ってロゴがはいっているのですから!なんの意味なのかわかりませんが(笑:詳しい方から聞くところによると「JAZZ」をもじったものでは?とのこと)、ユパンキ・トリビュートの名作"RABIA AL SILENCIO"(写真左)でもみかけたこのロゴがはいっているので、間違いありません! 

しかしスピネッタ・トリビュートのジャケの絵は如何なものか…





blancocielo * 音楽:アルゼンチン * 02:05 * comments(1) * trackbacks(0) * - -

コメント

ジャジーな雰囲気やアコースティックの軽快な響き、フォルクローレの素朴さを感じるなど、イージーリスニング的で癒される作品群ですね。
Comment by Sofia @ 2010/09/05 8:04 AM
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