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PUENTE CELESTE プエンテ・セレステ

2003年ジョアン・ジルベルトの初来日公演で東京に行った際に、立ち寄った取引先の在庫から発見。銀地に芋の写真。写真ではわかりずらいですが、素敵なグラフィック(Mauro Oliver)です。
Santiago Vazquez サンチャゴ・ヴァスケス、Alejandro Franov アレハンドロ・フラノフ、Marcelo Moguilevsky マルセロ・モギレフスキー、Edgardo Cardozoエドガルド・カルドーゾ等によるPUENTE CELESTE プエンテ・セレステというグループの2001年の作品"psanndo el mar"です。

シタールや親指ピアノ、民族系のパーカッション等アコースティック・サウンドをベースにしたアンサンブル。楽曲もすばらしいです。

今聴きなおしてみるとサンチャゴ・ヴァスケス、アレハンドロ・フラノフ等彼らの原点ともいえるサウンドが凝縮されているような気がします。

以前、MAレコーディングスからSera Una Noche(1999年)というアルバムがでてました。タンゴ等のアルゼンチン民族音楽を現代的なアコースティックなアレンジメントとワンポイント・デジタル録音で届けてくれたそのアルバムは、タンゴやフォルクローレの型からはみ出した独特のストイックで深味のあるサウンドを展開しており、どこかECM的な雰囲気をも漂わせていました。難をいえばちょっと硬い(笑)。

ペドロ・アスナール以外は当時全く知らないアルゼンチンのミュージシャンばかりでしたが、Santiago Vazquez サンチャゴ・ヴァスケス、Marcelo Moguilevskyマルセロ・モギレフスキーという名前はなんとなく覚えていたので、プエンテ・セレステのこのアルバムを手にしたときなにか繋がった!感がありました。

2002年ファナ・モリーナ、カブサッキ等の初来日で、所謂アルゼンチン音響系がだんだんと浸透しはじめだした頃だったのですが、ぼくはそちらよりもむしろカルロス・アギーレ、キケ・シネシ、シルヴィア・イリオンド等のコンテンポラリー・フォルクローレ等へ関心がむかっていました。音響系とコンテンポラリー・フォルクローレの橋渡しをしたのが、このアルバムであったのではと、今になって思います。

アルゼンチン音響系は日本では、ファナ・モリーナ以外はずいぶんコアなところで支持を集めてしまったのが功罪のように思います。功はアルゼンチン音響系を支持するミュージシャンの方々の尽力で彼らを日本に呼ぶことができたこと。罪はせっかく来日しても、日本の優れたミュージシャンとのジャム・セッション的な扱われかたばかりで、実際のライヴでは楽しめたかもしれないのですが、そのライヴ・アルバムを聴いても全然当時の彼らの作品を聴いた時の刺激を味わうことが全くできなかったのです。実際当時のカブサッキやアレハンドロ・フラノフ、モノ・フォンタナ等のアルバムはなかなかアルゼンチンから入手しずらかったので苦労しました。


プエンテ・セレステは既に4枚のアルバムを発表しています。なかでも個人的にオススメは2004年に発表した"MAÑANA DOMINGO"です。このアルバムからアレハンドロ・フラノフは参加していません。
過去の二作品よりもキュッとまとまった印象で、前作のようなインド〜アフリカの民族的な音をとりいれるより、楽曲のアンサンブルを重視し、よりオーガニックでアコースティックなサウンドを聴くことができます。
blancocielo * 音楽:アルゼンチン * 13:59 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

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