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ベト・カレッティ JAPAN TOUR 2011 "Bye Bye Brasil" 岡山公演 & ギター・ワークショップ

高い技術に裏打ちされたギター・サウンドに、ブラジリダーヂ溢れるソフトな歌声。 新作『Bye Bye Brasil』をひっさげ、アルゼンチンよりベト・カレッティ2年ぶり3度目となる岡山公演開催です!

前回は同会場で、ほんとうに最高のパフォーマンスをみせてくれたベト・カレッティ。
今年はどんなパフォーマンスをみせてくれるのか楽しみです!

そして、今年はベト・カレッティによるギター・ワークショップも開催!
理論やコードを知らなくても大丈夫!ボサノヴァ〜サンバのギター演奏に不可欠な「リズム」を中心に、ベト本人によるデモ演奏を交え、演奏法の指導、今後の練習方法のアドバイスをします。 
ジョアン・ジルベルトやアグスティン・ペレイラ・ルセーナの日本公演、そしてジスモンチが来日時にオーケストラにレクチャーしていたあの「グルーヴ感」を学び知る、絶好の機会です!ぼくもガットギターもってないけど是非受けてみたい!

ベト・カレッティ プロフィール
アルゼンチン・ブエノスアイレス出身。
ボサノヴァ〜サンバを中心にブラジル音楽に深い影響を受け、クラシック、ジャズ、フォルクローレの素養も併せ持つシンガー・ソングライター&ギタリスト。その卓越した作曲センスはイヴァン・リンスにも認められ、さわやかで色気のある歌声と繊細かつダイナミックなギターが織りなす、サウダージ溢れる美しい音楽を奏でる。今年3月にリリースされた最新作『Bye Bye Brasil』ではホベルト・メネスカル、アグスティン・ペレイラ・ルセナとの共演曲も収め大好評を得た。
05年の初来日ではそのライヴの素晴らしさに号泣するファンが続出。以降3度の来日ツアーでは全公演が満席となるなど、日本での人気は不動のものとなった。今年5月に予定されていた来日ツアーは震災の影響で延期になったが、日本の人々を深く愛する本人たっての希望でこの9月に改めて実現。
ブラジル音楽の真髄ともいえる、円熟味を増した弾き語りは必聴。各地でブラジリアン・ギター・ワークショップも開催。

ベト・カレッティ JAPAN TOUR 2011 "Bye Bye Brasil"
ツアー&ワークショップ 総合インフォメーションはこちら!

[ライブ]
Beto Caletti (ベト・カレッティ)
[日時] 2011年9月24日(土)
[時間]Open_19:30 Start_20:00
[料金]Adv_¥3,000- Day_¥3,500-(別途1ドリンク¥500-)
[チケット取扱店]城下公会堂
・TEL予約 086-234-5260 (城下公会堂)
・メール予約 moderado music  info@moderadomusic.com
[問合せ] moderado music  info@moderadomusic.com

<同時開催>ベト・カレッティ ブラジリアン・ギター・ワークショップ 
会場:城下公会堂
時間:17:30(約90分予定) 
料金:2,500円 / 1人(ワークショップのみ参加の場合) 
5,000円 / 1人(当日のライブとの通し料金)
予約&問:城下公会堂(TEL 086-234-5260)
moderado music (Mail : info@moderadomusic.com)


みなさまのご来場こころよりおまちしております!
blancocielo * 主催イベント * 04:55 * - * - * - -

JUAN STEWART / El silencio de las cosas

90年代後半からJaime Sin Tierraというバンドでベース&キーボードで活躍し、2002年にソロとしてデヴュー。近年ポスト・ロック的な色合いをみせた2007年作"Oui!"、そして2008年の静かなる名作ピアノ・アルバム"Los días"等、所謂「アルゼンチン音響派」以降の、アルゼンチン・ポスト・ロック系ミュージシャンとして注目の人物JUAN STEWART
今回紹介するのは、2005年2ndアルバム"El silencio de las cosas"。JUAN STEWARTによるキーボードにエレクトリック・ギター、ドラム、カリンバ等が加わった、心地の良い「田園系」アンビエント〜エレクトロニカ。映画のサウンドトラックのような彼自身の手によるジャケット写真もイメージを喚起させてくれていいですね。
エレクトロニカ、ポスト・ロック等を通過したそのサウンドは、以前取り上げたULISES CONTIfederico durand 等ポストロック〜エクスペリメンタル系のアルゼンチンのミュージシャンに似た、無国籍な同時代性を感じさせてくれます。
JUAN STEWART myspace: http://www.myspace.com/juanstewart
JUAN STEWART / El silencio de las cosas:  http://www.estamosfelices.com.ar/discos/ef004/ 
blancocielo * 音楽:アルゼンチン * 04:53 * - * - * - -

0 / la musique en mouvement contraire ★

 Sylvain Chauveau(グロッケンシュピール/アコースティック・ギター)、Stéphane Garin(パーカッション/グロッケンシュピール)、Joël Merah(アコースティック・ギター)というフランス人音楽家によるプロジェクト0(ゼホ)。作年の12月にフランスのバイヨンヌの映画館でのライヴ・レコーディングを中心に、オリジナル楽曲の他、フィリップ・グラス、ラ・モンテ・ヤング、モートン・フェルドマンという現代音楽の作曲家の楽曲等を演奏。限定CD-R作品。観客の囁きや、咳払い、物音が、そのまま収録されていて、なんだか現代音楽の「ワルツ・フォー・デビィ」な音響もカジュアルな感じでいいですね。こういう演奏会をこの地でやりたい! 
blancocielo * Post-Classical * 05:38 * - * - * - -

Chihei Hatakeyama / Mirror ★

 畠山地平。なんだかいい名前ですね。モノクロのジャケット写真やタイトル、そしてこの作品の音層を「感じて」いると、なぜだか杉本博司のあの水平線の写真のタイポロジーを想い出してしまった。
地平と水平。
そういえば杉本さんの展覧会で能舞台が組まれたほの暗い空間に架かっていた水平線の写真群、そこで微細に「かかっていた」音響は池田亮二だった。遠くでみていると凪いでいて輝いているのに、ちかくによってみると、こまやかな波のうねりが光を乱反射させている、ような。
Chihei Hatakeyama: http://www.chihei.org/
blancocielo * Experimental * 04:59 * - * - * - -

Cecilia Zabala / Presente Infinito ★

 アルゼンチンの女性シンガー&ソングライター、ギタリスト、セシリア・ザバラのサード・アルバム。これがなんだか新鮮なんです。
ギター、パーカッション、リード、ベースといった「ピアノ・レス」な編成もなんだかミソですねぇ。どことなくウーゴ・ファトルーゾ的な歌いまわしや、英語詩など、アンサンブルによる至極ポップな曲と、親指ピアノや、ミュージックソウ、フルートなどで音数を減らしたシンプルななかにもちょっとヒネリを加えた曲、それぞれがバランスよく並びます。そこにケレン味のない素直な歌い口のセシリア・ザバラの歌が、とても風通し良く聴こえてきます。
しかしここでもマリオ・グッソのこの存在感。このリズムとタイム感が、またアルゼンチンになんだか新しい風を吹かしているような気がしてなりませんね。これは。
blancocielo * 音楽:アルゼンチン * 04:10 * - * - * - -

ENRICO PIERANUNZI, MARC JOHNSON, GABRIELE MIRABASSI / Racconti Mediterranei

遂に待望の初来日を果たす、イタリアのクラリネット奏者 GABRIELE MIRABASSI!!

以前はクラリネットというと、ニューオリンズやスイング系のジャズを思い出し、ちょっと古臭いイメージがあった、アタマでっかちな僕でした。が、エリック・ドルフィーのバス・クラで開眼。そしていつしか現代音楽やロマ音楽でのクラリネットのもつ独特の柔らかい音の質感とドライヴ感にグッときてしまうはめに。以降、フランスではルイ・スクラヴィス、アルゼンチンではマルセロ・モギレフスキー、そしてイタリアではこのGABRIELE MIRABASSI等、現在活躍する素晴らしいクラリネット吹き(マルチリード奏者)に出会ったのでした。

GABRIELE MIRABASSIは、故郷のペルージャの素晴らしいレーベルEGEAからブラジル音楽からジャズまでこなした数々のアルバムを発表。また同レーベルからの参加アルバムも多数あり、 EGEAの看板ミュージシャンのひとりといえます。
また彼が参加したAndre Mehmari " ...de arvores e valsas"は、過去の記事でも触れていますが、この海を越えたふたりの邂逅は、僕にとってはとても感慨深い一枚となりました。ここでは彼の参加したEGEAオススメのアルバムをひとつ紹介します。

EGEAから数々の素敵なアルバムを発表しているイタリア人ピアニスト ENRICO PIERANUNZI、晩年のビル・エヴァンスをサポートしたアメリカのベーシスト MARC JOHNSON、そしてGABRIELE MIRABASSIによるジャズ・アルバム「地中海物語」。
まさに地中海の穏やかな景色が目に浮かんくるような作品。でもそこには、いろんな情感が詰まっていて、その「光と影」を3人が見事に描いた美しい楽曲が並びます。"Les Amants"は名曲。

GABRIELE MIRABASSI myspace: http://www.myspace.com/gabrielemirabassi

2011年10月 アンドレ・メーマリ& ガブリエル・ミラバッシ DUOコンサート 

blancocielo * 音楽:ジャズ * 03:12 * - * - * - -

藤本一馬 “SUN DANCE” 関西・中国ツアー2011 岡山公演


静寂から歓喜へ。アーシーな躍動感とメロウな感覚の交差。
orange pekoeのギタリスト/作曲家、藤本一馬 初の関西・中国ツアーが決定。
1stソロアルバム『SUN DANCE』と同メンバーでの、独創的なトリオによる公演。
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藤本一馬 : Acoustic Guitar
工藤精 : Acoustic Bass
岡部洋一 : Percussions

[日時]  9月9日(金)
[会場]  岡山 城下公会堂 
[時間]  19:30 開場 / 20:00 開演
[料金]  前売 3,500円 / 当日 4,000円 (要別途1ドリンク500円)

アクセス:岡山市北区天神町10-16城下ビル1F www.saudade-ent.com/
チケット取扱:城下公会堂 086-234-5260
moderado music info@moderadomusic.com

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藤本一馬
タリスト、作曲家、サウンドクリエイター。
1979年7月13日産まれ。兵庫県出身。フォーク、ブルースギタリスト&シン ガーソングライターの父親の影響でギターを弾き始める。
その後ジャズピアニストであった叔父の影響でジャズに傾倒する。
ギター演奏は独学で習得。
1998年ヴォーカルのナガシマトモコとorangepekoeを結成。ジャズ、ラテン、ブラジル、ソウルなど、様々な音楽を独自に昇華した自作自演のスタイルで、現在までに6枚のオリジナルアルバムを発表。韓国やニューヨークでのライブなど海外にも活動の幅を広げ、日本のオーガニックミュージックシーンを常にリードする存在として注目を集めている。
2010年より並行して、ギタリストとしてのソロ活動を開始。日々の生活や自然からのインスピレーションをもとにした独創的なオリジナル曲を、アコースティックギターからエレクトリックギターまで様々な彩りで演奏する。
またライブ活動も定期的に行なう中、野外フェスやイベントへの参加等、精力的に活動し、その他様々なアーティストとのライヴやレコーディングへの参加、
さらに作曲家としての楽曲提供など活動の幅を広げている。
藤本一馬 hp: http://kazumafujimoto.com/

藤本一馬 『SUN DANCE』(バウンディ)

国籍やジャンルを越え、聴く人を魅了するギタリスト/コンポーザー、藤本一馬の初ソロ作品。日々の生活や自然からのインスピレーションをもとにした独創的なオリジナル曲と、ジャズ〜ワールドミュージック〜各種インスト系音楽のエッセンスを滲ませつつ、オープンチューニングなども使用した型破りなライブパフォーマンスで、リリース前から話題に。メロディメイカーとしての魅力と同時に、バラエティに富む楽曲の世界観も特筆すべき点の一つだ。orange pekoeとならぶパーマネントな活動としてのソロワーク、そのスタートを切る決定的作品。


藤本一馬 “SUN DANCE” 関西・中国ツアー2011
9月9日(金) 岡山・城下公会堂 
9月10日(土) 大阪・ダイニングカフェ+雑貨 martha 
9月11日(日) 姫路・HUMMOCK Cafe
blancocielo * 主催イベント * 15:39 * - * - * - -

Ricardo Capellano / Hipótesis Tango ★

 90年代のMELOPEAからの諸作が昨年の個人的な大発見だった「アルゼンチンの孤高のギタリスト」といった風情が似合う男、Ricardo Capellanoの2010年のギターソロ・アルバム。「タンゴ仮説」というタイトルとは裏腹に、タンゴの雰囲気はまったく感じられません。そして難解。ですが、なんだかココロの隅にひっかかり、なんども聴きかえしてしまいます。なんだろうなぁこのマ、キレ、コク...オトコギ。キケ・シネシがblancoならば、この男はnegro。暗闇のなか、研ぎ澄ます刀、フォークロア。
blancocielo * 音楽:アルゼンチン * 03:17 * - * - * - -
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