[ライブ] Moreno Veloso Solo Tour(モレーノ・ヴェローゾ ソロツアー)
[会場] 城下公会堂 岡山市北区天神町10-16城下ビル1F
[日時] 2011年10月21日(金)
[時間]Open_19:30 Start_20:00
[料金]Adv_¥4,000- Day_¥4,500-(別途1ドリンク¥500-)
[チケット取扱店]城下公会堂、GREENHOUSE倉敷、GREENHOUSE岡山 他
・TEL予約 086-234-5260 (城下公会堂)
・メール予約 moderado music (info@moderadomusic.com)
【Profile】
1972年11月生まれ、カエターノ・ヴェローゾの長男。9歳のとき、カエターノのアルバム『コーリス、ノーミス』に参加、親子で共作した「Um Canto de Afoxé para o Bloco do Ilê」(バイーアのブロコ・アフロ、イレ・アイェ讃歌)を歌ったのがレコーディング・デビュー。1991年、カエターノのアルバム『シルクラドー』に参加し「イタプアン」を歌う。
大学で物理学を専攻し、幼なじみのペドロ・サー(ギター),カシン(ベース),ドメニコ(ドラムス)ら同世代の友人たちとリオのオルタナ・ライヴ・シーンで活動を始め、伝説のエキスペリメンタル・ポップ・バンド、グッドナイト・ヴァルソーヴィアを結成。1996年、アート・リンゼイのバンド・メンバーとして初来日した。1997年、父カエターノの名盤『リーヴロ』に、バイーアのサンバ・ヂ・ホーダに根ざしたオリジナル曲「How Beautiful Could A Being Be」を提供。
2000年、ドメニコ、カシンとのトリオ、モレーノ+2名義でファーストアルバム『マキナ・ヂ・エスクレヴェール・ムジカ(タイプライター・ミュージック)』を発表。ブラジル・ネオ新世代の旗手として注目を集め、2001年にモレーノ+2で来日。2006年にモレーノ=ドメニコ=カシン+2で、2007年にはアドリアーナ・カルカニョット=モレーノ=ドメニコ=カシンのユニットで来日。2008年、ブラジル現代美術展「Blooming:ブラジル - 日本 きみのいるところ」(豊田市美術館)に島袋道浩(Shimabuku)のコラボレーションで参加。同年8月に来日し、同・美術館講堂および東京にて、生涯初となるソロ・ライヴを行なった。
また2002年に発足したビッグバンド、オルケストラ・インペリアルではリード・ヴォーカル勢の一角を担い、2007年にファーストアルバム『カルナヴァル・ソ・アノ・キ・ヴェン』を発表。
近年はアドリアーナ・カルカニョットとの共作、共演をはじめ、コンポーザーとしてガル・コスタ、ホベルタ・サー、ニーナ・ベッカーらの女性歌手に曲を提供。父カエターノのアルバム『セー』(2006年)『セー・ライヴ』(2007年)『ジー・イ・ジー』(2009年)『MTVアオ・ヴィーヴォ:ジー・イ・ジー』(2011年)のプロデューサーも担当。
日本の音楽家との交流も深く、高野寛、小山田圭吾(コーネリアス)、嶺川貴子、Saigenji、Akiko、安田寿之らとライヴやレコーディングで共演。2007年の来日の際は、Akikoとモレーノ=ドメニコ=カシンのユニットで「Fuji Rock」にも出演した。
ギター、チェロ、パンデイロなどのパーカッションを演奏するマルチ・インストゥルメンタル・プレイヤー、繊細な歌声のヴォーカリスト、そしてコンポーザー、プロデューサーとして活躍しているが、その音楽性と脱力のたたずまいは、あくまでも自然体。故郷バイーアの風土に根ざしたサンバの歌/演奏/ダンスも見もの、聴きものである。
●来日記念・限定ライヴ盤
Moreno Veloso Solo in Tokyo
モレーノ・ヴェローゾ ソロ・イン・トーキョー
(ARTENIA / HAPPINESS RECORDS HRCD-042)
カエターノ・ヴェローゾのDNAを受け継ぐブラジル音楽界のサラブレッドであり、シンガー/ギタリスト/パーカッショニスト/コンポーザー/プロデューサー としてマルチに活躍しているブラジル・ネオ新世代のキーマン、モレーノ・ヴェローゾ。2011年の来日ソロツアー(10月15日〜30日)を記念して、 2008年8月に豊田市美術館と東京で行なったキャリア史上初のソロ・コンサート最終日(8月19日、東京プラッサオンゼ)のライヴ盤を限定発売します。
アコースティック・ギターの弾き語りを中心に、曲によりパンデイロも演奏。父カエターノとの共作を含むオリジナル曲をはじめ、モレーノの来日中に94歳で大 往生したバイーアの音楽文化のシンボル、ドリヴァル・カイミの作品、バイーアのサンバ・ヂ・ホーダ、オロドゥンやイレ・アイェといったバイーアのブロコ・ アフロの名曲、さらに友人・高野寛の作品(歌詞は日本語!)など15曲を収録。2チャンネルのダイレクト録音で、加工や修正はいっさい行なっていない、 ピュア・アコースティック・ライヴです。モレーノ+2名義で発表した『タイプライター・ミュージック』以来、10年ぶりとなるセカンド・アルバムです。