5月1日 (水) 0 & Sylvain Chauveau Japan Tour 2013 岡山公演
2013.04.07 Sunday
フランスの人気作曲家Sylvain Chauveauが、新たに結成したコレクティブ0と共に待望の再来日を果たします。
仏Les Disques du Soleil et de I'Acier / DSAから発表された初期のモダン・クラシカル傑作群やFatCat、Typeからリリースされている静謐なピアノ作品、自身がボーカルを務めたDepeche Modeのカバー、Micro Mega:, Arca, ONなど様々な名義でもその留まるところを知らない才能を見事に発揮しているSylvain Chauveau。
今回は、あの武満徹作曲賞を受賞したフランスの若手現代作曲家Joël Merahと、パリ
管弦楽団のパーカッション奏者Stéphane Garinと共に新しく結成したアンサンブル、0を引き連れての公演となります。
すでにヨーロッパの様々な音楽祭に参加し、そのミニマルで芸術的なパフォーマンスが話題となっている0が見せる新しいアンサンブルの可能性にご期待下さい。
岡山公演はノンPA、フル・アコースティック・セットでの演奏となります。
0 & Sylvain Chauveau Japan Tour 2013 hp: http://www.flau.jp/events.html
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日時:5月1日 (水) open/start 19:00/20:00
会場:cafe moyau http://www.cafe-moyau.com/
チケット:前売 2,500yen 当日3,000yen 完売いたしました。 別途1drink 500yen
電話予約:cafe moyau:086-227-2872
メール予約:moderado music(moderadomusic@gmail.com)
※日程・お名前・人数・連絡先をご明記のうえお申し込み下さい
主催: cafe moyau, toma, ルーラルカプリ農場, moderado music
協力: 禅ド連
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0
O(ゼロ)は2004年にJoël Merah(acoustic guitar)、Stéphane Garin(percussion, glockenspiel)、Sylvain Chauveau(glockenspiel,acoustic guitar)によって結成されたアンサンブル。フランス南西部のバイヨンヌ/ベルギーのブリュッセルを中心に活動している。これまでにヨーロッパ各地での様々な音楽祭やホールで公演、自身の作品演奏に限らず、Steve Reich, Morton Feldman, 杉本拓, John Cage, Eric Satie, Gavin Bryarsらの作品も演奏し、アンサンブルの持つ未知なる可能性を追求している。
昨年の来日も記憶に新しいフランスのアーティストSylvain Chauveauが新たに結成したコレクティブ、0(ゼロ)。武満徹作曲賞を受賞した若手現代作曲家Joël Merah、パリ管弦楽団のパーカッション奏者Stéphane Garinというフランスの現代音楽シーンの才能が集結、2年の歳月をかけて完成した室内楽曲集です。スペイン語で「dreaming」を意味するこのアルバムは、ミニマルに爪弾かれるアコースティック・ギター、グロッケンシュピールの細やかなフレーズ、様々な打楽器がまるでパズルのピースのように繊細に組合わさった静謐なミニマル・フォーク・サウンド。淡くメランコリックな旋律と滑らかな音のテクスチャは、確かな普遍性を獲得しています。
聞いた瞬間に虜になり、執拗にまで奥の深い音楽だ - WIRE
非常に静かで、非常に美しい音 - Vital Weekly
member profile:
□シルヴァン・ショヴォ(Sylvain Chauveau)
シルヴァン・ショヴォは、1971年フランス生まれのミュージシャン。 90年代から本格的に音楽活動を始め、2000年頃からフランス期待のミュージシャンとして頭角を現す。 これまでTypeやFatCatといったレーベルから、ソロ作品9枚をリリース、世界中でライヴを行うとともに、映画やダンス作品にも楽曲を提供してきた。ピアノ、ギタ−、ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、電子音などを自在に用いて繊細に音楽を表現し、近年では自らボーカルを務める。
またSylvain Chauveauとしてのソロ名義の他に「Arca」,「0」「ON」 等のプロジェクトでも勢力的に活動する彼の音楽は、エレクトロニカ、音響、 実験音楽、ポストクラシカルなど様々な文脈で語られており、ここ日本でも大きな人気を誇っている。
近作は、flauよりリミックス集『Abstractions』、FatCatよりサウンドトラック集『Simple』、Stephan MatheiuとのコラボレーションによるSmogのカバー・アルバム『Palimpsest』など。
□ステファヌ・ガリン(Stéphane Garin)
パリ管弦楽団、アンサンブル・アンテルコンタンポラン、レ・シエクル室内管弦楽団に参加。ピエル・ブーレーズ、デイヴィッド・ロバートソン、レオン・フライシャー、フランソワ=グザヴィエ・ロト、フェサル・カルイ等の指揮のもとに演奏。
パスカル・コムラード、ミッシェル・ドネダ、ドゥニク・ラズロ、ピエル=イブ・マセ、ティエリー・マディオ、マーク ペロンヌ、ドミニク・レペコ等と共演。ヨーロッパやアメリカやアジア等で公演。
□ジョエル・メラ(Joël Merah)
2003年度武満徹作曲賞の弟一位。
作曲家として東京フィルハーモニー交響楽団やコート・バスク・バイヨンヌ地方の国立音楽院オーケストラ、オイアッソ・ノヴィスやアンサンブル・ケーン、インジ、ロクテゥオル・ア・ヴァン(L’octuor a vent)などのアンサンブル、Opiyo Okach(ダンサー)と様々なアーティストに作品を提供。 これまでにベルナール・リュバ、ベニャ・アチアリ、ドミニク・レペコ、ティエリー・マディオ、ラウル・バルボザ、Michel Etchecopar(ミシェル・エチェコパル)、Saïd Nissia(サイード・ニッシア)と共演している。