くらしき南米音楽会 ~Concierto de la Música Sudamericana en Kurashiki
出演:VINICIUS CANTUARIA ヴィニシウス・カントゥアリア(ブラジル)
Ulises Conti ウリセス・コンティ(アルゼンチン)
日時: 11月5日(火) 開場19:00 開演19:30
会場: 倉敷アイビー・スクエア オルゴールミュゼ・メタセコイア
料金: 前売 ¥4,500 当日 ¥5,000
ご予約受付: moderadomusic@gmail.com
「公演日」「会場名」「希望人数」「ご連絡先」を明記の上お申し込み下さい。
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この度ご縁が重なり倉敷の美観地区 アイビースクエア内にある素敵な洋館「オルゴールミュゼ メタセコイア」にて、音楽会を開く運びとなりました。
今回の企画はmoderado musicにとって、はじめてのことがふたつあります。ひとつはmoderado musicが倉敷の地で企画ライブ開催すること。もうひとつはアルゼンチン〜ブラジル、二人の南米のミュージシャンの対バン(笑)。流しのCD屋ことmoderado musicらしいラインナップでお届けいたします!
ひとりはアルゼンチンより舞台〜映像音楽を手がけ、ピアノ・ソロからオーケストレーションが施された楽曲まで、幅広い音楽性で「ポスト・アルゼンチン音響派」として注目に値する才人、ウリセス・コンティ。
ひとりはブラジルより、かのカエターノ・ヴェローゾのバンドを務め、NYにわたってからはアート・リンゼイ、坂本龍一、ノラ・ジョーンズ、ジェシー・ハリス等との活動を積みながら、独特のブラジリダーヂを生み出しているシンガー&ソング・ライター、ヴィニシウス・カントゥアリア。
アルゼンチン〜ブラジルとはいっても、タンゴやボサノヴァ等オーセンティックな南米音楽とは一味違う音楽会となりそうです。
またおそらくこの二人を同時に観れるのは日本広しといえども岡山は倉敷公演のみ!
連休明けの平日火曜日ですが、みなさま是非!!
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VINICIUS CANTUARIA ヴィニシウス・カントゥアリア(ブラジル)
Vinicius canta Jobim
ヴィニシウス・カントゥアリア、ジョビンを詠う。
詩的な静寂と繊細な美意識。
都会の喧噪のなか訥々と紡ぎ出されるメロディ。
そこに宿るのは遠い故郷への想い。
ブラジル音楽随一の吟遊詩人が奏でるサウダージの世界。
【プロフィール 】
1951年、アマゾン川沿岸のマナウス生まれ。6歳からリオで育つ。
1969年、ロック・バンド、オ・テルソのドラマーとしてデヴューし作曲も手がけ、同バンドで1972年まで活動。その後、いくつかのバンドを経て1977年、カエターノ・ヴェローゾの「オダーラ」の録音に参加したのをきっかけに翌78年、カエターノが結成したレギュラー・バンド、ア・オウトラ・バンダ・ダ・テーハのメンバーとなり、ドラムスのほかギターやコーラスも担当。1991年、カエターノに提供したオリジナル曲「ルア・イ・エストレーラ(月と星)」がヒットし、この曲が収録されたアルバム『オウトラス・パラヴラス』はカエターノのキャリア史上初のゴールド・ディスクとなった。この他、1983年まで活動したカエターノ&ア・オウトラ・バンダ・ダ・テーハのアルバムは『ムイト』『シネマ・トランセンデンタル』『コーリス、ノーミス』『ウンス』。
1983年、シンガー/ソングライターとしてのファースト・アルバム『ヴィニシウス・カントゥアリア』を発表しソロ活動を開始。カエターノをはじめジルベルト・ジル、シコ・ブアルキとも共作を行ない、1992年までに6枚のリーダー作を発表。ソングライターとしても売れっ子になった。1993年、ダヂらと組んでロック色の濃いオールスター・バンド、チグリス・ヂ・ベンガーラを結成したが、アルバム1枚で解散。
1994年、新天地を求めてニューヨークに渡った。
1995年、アート・リンゼイがグート・レーベルから発表した『曖昧な存在』で共同プロデューサーをつとめ、5曲を共作しギターやパーカッションを演奏。ここからグート・レーベルの主宰者、坂本龍一との交流が始まった。坂本龍一の『スムーチー』に参加し、坂本プロデュースによる中谷美紀やゲイシャガールズのアルバムに曲を提供。そして1996年、アート・リンゼイと共同プロデュースし坂本龍一が全面参加したリーダー作『ソル・ナ・カーラ』をグートから発表。詩的な静寂と繊細な美意識に貫かれた “ボサノヴァ解体新書” とも言える独自の世界を繰り広げ、日本でもいちやく注目を集めることとなった。同年、初来日してアート・リンゼイの公演に参加した他、リーダー名義のライヴも行ない、1997年にはベベウ・ジルベルトとのデュオ+1で再来日。また三宅純、大貫妙子、葉加瀬太郎らのアルバムにも参加した。
メルティング・ポット、ニューヨークを拠点に、その活動と交流はワールドワイドに広がっている。
『トゥクマン』(1999年)にはビル・フリゼール、ローリー・アンダーソン、ショーン・レノンが、『ヴィニシウス』(2001年)にはデヴィッド・バーン、マーク・リーボウ、ブラッド・メルドーが、最新作『アパート暮らしのインヂオ』(2012年)にはジェシー・ハリス、ノラ・ジョーンズが参加。
またヴィニシウスはドミニク・ダルカン(フランス)、アナ・トローハ(スペイン)、アンジェリーク・キジョー(ベニン)などのアルバムに参加し、2001年にはビル・フリゼールが率いる多国籍バンド、ジ・インターコンチネルズのメンバーとなり、2003年に同バンドでアルバムを発表し来日。2012年にはビル・フリゼールとの双頭アルバム『ラグリマス・メシカーナス』を発表し、デュオによる来日公演も行なった。
シンガー/ソングライター/ギタリスト/ドラマー/パーカッション奏者としてマルチな活躍を続けるヴィニシウスの音楽は、繊細でワイルドでニヒルな表情も備えている。どこに住んで誰と共演しても変わることのない強烈なブラジリダーヂ(ブラジル人の気質)、開かれたコスモポリタンな意識、何者にも縛られないアウトロー精神が脈打っている。
text by Jin Nakahara
VINICIUS CANTUARIA
アパート暮らしのインヂオ
INDIO DE APARTAMENTO
価格:¥2,625 (税抜価格:¥2,500)
規格番号:SONG X 012
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Ulises Conti ウリセス・コンティ(アルゼンチン)
モダン・クラシカル、エレクトロニカ、アンビエント、ガレージロックとボーダーレスに活躍し、そのイマジネイティブな孤高のサウンドスケープで注目を浴びるアルゼンチン・ポスト音響派の貴公子Ulises Conti。
【プロフィール 】
Ulises Contiは、1975年生まれ、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身のコンポーザー、マルチ・インストゥルメンタリスト、サウンド・アーティスト。
数多くの映画・舞台音楽を手がける他、Lola Ariasとのコラボレーションを含め、Metamusicaより7枚のアルバムをリリース。ガレージ・ロック?
アシッド・フォーク、フォルクローレの古典からColleenまでをフォローする現代的な感覚とウィットに富んだ独創性溢れる楽曲で注目を浴びている。
アメリカでのアーティスト・イン・レジデンスやドイツでの舞台音楽など、様々な国を旅して培われた無国籍で既成の概念に捉われない様はまさに孤高。
シネマチックなオーケストレーションからロマンチックでエスプリの効いたソロピアノ、先鋭的なエレクトロニクス処理までを華麗に使いこなす
アルゼンチン・ポスト音響派屈指の才能です。
Ulises Conti
2013.10.06 Release
価格:¥2,100 (税抜価格:¥2,000)
規格番号: FLAU37
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主催: moderado music
制作協力: song x jazz, flau
協力: GREENHOUSE, パーム・ミュージック